グアム投資ガイド

所得ノウハウ

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2016年10月10日

インターネットで物件探し

インターネット物件検索サイトMLSとは

 

グアムに降り立ってから物件を探すのでは非効率的なことから。日本国内で収益性等を比較検討しておく必要がある為、アメリカでは、各州の不動産協会が運営するMLSMultiple Listing Service)という物件を登録するサービスがあります。つまり、アメリカ国内で不動産の売買をする場合、一旦MLSへ登録され、全ての不動産業者がその情報を平等に共有できるのです。本土からは遠く離れたグアムでも例外ではなく、GAR(Guam Associate of Realtor)により、MLSは管理・運営されています。情報は米国の不動産協会に加盟している不動産業者であれば、どこからでもインターネットを介して閲覧が可能で、日本のように特定の不動産業者による専売物件などは生じないので、日本と比較しても物件探しは効率的と言えるでしょう。

米国で不動産を取り扱うには

米国での不動産の取り扱いには、日本の宅地建物取引業と同様にライセンスが必要です。主に仲介を行う業者の総称をブローカーと呼ばれ、ブローカーの中で法人で活動しているものをレアルター、その法人に属している営業マンがエージェントとなります。基本的にはエージェントとやり取りをすることになるので、ご自身の投資目的を理解してくれるリアルターおよび、エージェントとの信頼関係の構築が非常に重要なポイントとなります。

 

物件の検索の際に注意したい「Fee Simple」と「Lease Hold

MLS情報を閲覧する際に気を付けたいのは、「Fee Simple」と「Lease Hold」の二つの言葉です。土地所有権の範囲を表しています。大まかに分けると、「Fee Simple」は、土地所有権付きの物件、対して、「Lease Hold」は借地権付きの物件となります。

この点を把握せず、安さにひかれて契約すると、収益化が難しくなりますので、注意が必要です。

 

Fee Simple


土地所有権付となります。しかし、日本と異なるのが、コンドミニアムの場合は、全体床面積に対する専有床面積の割合によって、所有権の割合が異なります。

 

Lease Hold

日本の借地権付き物件と同様、類似条件のFee Simpleの物件に比較して割安ですが、共益費(Comon Area Fee)に借地料も含めるので、毎月の共益費が割高となります。また、期間も最長で90年と長期に渡ります。

 実際の内見

MLSで物件に目星をつけ、信頼できるレアルター、エージェントをみつけられたら、いよいよ内見に移ります。MLSに記載されている物件ナンバーをエージェントに伝え、内見の手配を依頼、その日程に合わせてグアムへ訪れます。

グアムの不動産投資の問題点 

これだけのことなのですが、実際に日本国内にいながらにして、MLSを介して物件を検索できる不動産業者は多数ありますが、現地の信頼できるレアルターを見極め、エージェントとのやり取りを行うことが困難であるのは想像に難くありません。物件決定まで、幾度もグアムへ足を運ばれる方もいるほどです。また、投資物件の場合は、ビジネスライセンスの取得も必要になります。その全ての業務をお客様に代わって代行いたします。

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